プレカットとは
「pre」(あらかじめ)と「cut」(切る)を併せた造語で、全ての木材加工の工程をコンピューター制御による機械で行うことです。伝統的に木材の加工は、大工が現場で柱や梁に墨付けをし、ノミやカンナ等を使っておこなっていました。そのため、あらかじめ機械を使い用意することで、建築現場で大工は仕事に集中することができます。
プレカットのメリット
CADで設計されたデータを基に、コンピュータ制御で加工します。その精度は手加工より1.5倍もアップ。
通常、大工の手作業で20日かかる作業が約2時間で終らせることが可能。工期が短縮され、大工が内装や外構にこだわれる時間が増えた。
現場の作業がなくなるため、木屑などの産業廃棄物の削減にもつながる。
日本一のプレカット工場選ばれ続ける3つの理由
01.
創造 - 高い品質とプロの目でクオリティを創造します
機械設計
機械開発のスペシャリストが在籍
ポラテックでは、各工場に機械開発の専門部署を設置しています。そこでは、機械開発のスペシャリストたちが、日々プレカット部材に対する機械・設備の設計開発を独自に行い、さらなるプレカット部材の需要増加に対応しています。
匠の技
プレカットの中でも光る熟練の技法
工場で生産される部材は、すべてを機械で作り出しているわけではありません。年々複雑化する設計に対応する、熟練の技を持った匠たちが手作業で生成している部材もあります。私たちは機械の精度と匠の技を融合させ、お客様の満足を創造しています。
技術者
No.1プレカット工場を思いのままに操る
プレカット部材を生産する機械や設備を操る技術者もまた、多くのスキルと長年の経験を持ったスタッフたちです。独自開発された設備だけではなく、その能力を最大限に操る技術者たちの腕によって、No.1プレカット工場は支えられています。
02.
開発 - メーカーとの協業や自社独自開発により最新鋭の設備を生み出します
年を追うごとに増加するプレカットの需要に応えるために
新築木造住宅のプレカット普及率は90%を超え、より複雑化する建築設計に対応するには、既存の設備や機械の導入だけではなく、独自の設備開発が必要不可欠です。ポラテックの各工場では、専門の部署が独自の機械設備の開発に取り組んでいます。
メーカーとの協業により生み出される新しいアイデア
自社開発だけに留まらず、ときには機械メーカーとの協業により新しいアイデアが産まれることもあります。社内だけでなく、社外からの目線や考え方を柔軟に取り入れ、それを開発に活かすことで、新たな道が拓けることを私達は知っています。
これからもNo.1であり続けるために
プレカット技術と機械設備の開発は、切っても切り離せない関係にあります。今後も増加が予想されるプレカット需要に対して、私達ができることを、常に模索し、考え、行動する。技術者と開発者が切磋琢磨し、No.1ファクトリーであり続けるために、これからも挑戦は続いていきます。
03.
仕入 - 海外14ヶ国30社以上からのグローバルな資材調達を実現しています
現地法人の活用により、世界の最新情報を取得
生産量日本一のプレカット工場を支えるために、世界各地から木材の輸入を行っています。特に2019年4月に、欧州現地法人としてポラテックヘルシンキを開設してからは現地サプライヤーとの連携を強化。常に世界に目を向け、最新情報を取得しています。
ポラテックのプレカット事業部は、
意匠図〜構造〜プレカット納品まで
一貫体制
ポラテックの母体は住宅会社。50年の住宅会社としてのノウハウで、
設計〜プレカット加工・現場納品まで一貫した提案を行うことができます。